ママは小児科医
小学生の2人の男の子のママをしながら、働く小児科医です。 育児のこと仕事のことなどお話していけたらいいな。
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息子の不登校未遂!?

今日はちょっと、息子ネタを。エピソードが長いので流し見ていただければ、幸いです。

今日の朝、久しぶりに息子(長男:PDD)が登校を渋りました。
現在小学校4年生で、情緒の特別支援学級に通っています。
3年生あたりから、毎日スムーズに登校していて、
それどころが学校生活が楽しくて、学校に行くのが楽しみ♪
という感じだったので、ちょっと戸惑いました。


実は、昨日の夜から、
「学校に行きたくないなぁ、学校辞めて、保育園に行ける?」というような話をしばしば。
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「学校に行きたくないんだねぇ、学校に行きたくないなぁって思うような大変なことがあったのかなぁ。
大変なときって、学校に行きたくなくなることがあるよねぇ」とお話しながら、
原因を探ろうとしてみましたが、「先生に怒られたんだ」としか教えてくれず、何が起こったのかがわからない。

これでは、彼が悪かったのか、何が起こったのかわからないので、
慰めることもしかることもアドバイスすることもできない(;・∀・)


う~~ん。


とりあえず、彼の中の気持ちだけを受け止めてあげながら、
「明日先生に『学校に行きたくない気持ちなんだ』って、ママと一緒にお話をしてみようね」
と言ってあげたら、いつもよりちょっと時間はかかったけれど、宿題もやって、道具調べをして、
いつもどおりの時間に寝てくれたのです。


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朝相変わらずの早起きで5時半に起きてきて、様子はいつもどおり。
おや、昨日のぐずぐずは解消されたかな、と思ったのですが、
ご飯を食べる頃からちょっと動作がゆっくりになって、
やっぱり学校へ行きたくないって言うのかなぁという雰囲気だったので、

「ちょっと学校に行きたくない気持ちで、元気がないんだねぇ、
いつもより少しゆっくり行こうね」と声をかけ、
弟君にも、今日は朝マラソン(学校で始業前に校庭をみんな走っているのです)が
できないかもしれないんだけど...と伝え、
弟君は了解(いつもありがとう、弟君♥)
自分から着替えをする気持ちになるまでちょっと待ってあげたら、
着替えをしてくれて、出発できました。


学校に着いたら、いつもどおり、私にランドセルを預けて校庭を走り出したので、ほっとしたのですが、
みんなが学校内に入り始めた頃から、ちょっと玄関に入るのを渋り始めて...

「一緒に教室まで行こう、先生とお話をしてみようね」と
学校に入ったところで、ちょうど担任の先生にお会いして、
先生とお話をしていたら、長男は一人で階段を上って教室へ向かっていきました。


昨日先生に怒られたようなのですが、と聞いてみると、
廊下を歩くときに顔を横向きにして歩くのが彼の中で急にはやりだして、
廊下で別の学年の子と2回ほどぶつかったのだそう。
双方に怪我はなかったようなのですが、続くようであれば、危ないので、怒ったとのこと。
でも、そんなに厳しくとか体罰とかではなかったのだけれど、
ちょうど息子の怒りのスイッチを押してしまったみたいです。

ふだんほとんどかんしゃくを起こすことはなくなって、
今回もかんしゃくというより、一人でだんまりしてしまったのだそうなのですが。
先生もちょっと戸惑っていました。


横向いて歩くのは、3年くらい前に彼の中ではやったことがありました。


スキャリーおじさんの絵本に「にたものおやこ」というお話があって、

船にのっているぶた親子が、なぜか横を向いて運転するので、いつも他の船にぶつかっていて、
それを水上警察に捕まって、お父さんは船を運転できなくなって、
これで、もう事故は起こらないね、と思っていたら、また事故…。
こぶたが運転する小さいボートがやっぱり横を見て運転して事故を起こした。
やっぱり親子だねぇという話。



小さい頃から大好きで、小さい頃は「見て、似たもの親子だよ」といいながら、
横向きでうちを歩くことがありました。

先生に、そのお話のことを伝えて、また横を向いて歩いたときに
「にたものおやこだね、ぶつかったら、危ないよ!」と言ってみてくださいとお願い。

今日は帰宅後は、何事もなかったように、「学校楽しかった」と。
先生からは、やっぱり横を見て歩くけれど、長い目で見てみますと言って下さり、
ちょっとほっとしたのです。

帰宅して、「横向いて歩いたら、にたものおやこみたいにぶつかって危ないね」と話すと、
にやっと笑って、「うん」と。

普段は適応しているようにみえて、やはり言葉で自分で説明しきれない気持ちがあるんだなぁと。
今回はたまたま理解してあげられたけれど、これから先、いろいろなことがあったときに、
彼の気持ちに気づいてあげることができるかなぁと、
久しぶりに彼の内面に向き合う機会となりました。


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アサーティブトレーニング(その2)
こんにちは。

アサーティブトレーニングセミナーを受けてきました。
前回2月28日にもブログに書かせていただきましたが、今回3回目で、最終回のトレーニングでした。

アサーティブとは、自分を一歩前に押し出し、前向きに率直に自分を表現することだそうです。
実際に、自分も相手もそれぞれの気持ちも大切にしながら、その場にあった方法で率直に明確に伝えることを目標としています。

今回、学んだことは、「非言語」を意識するということです。
つまり、人は行動と表情がきちんと一致していないと言うことは見られている。自分が人と接する時の、非言語の部分に注意をする必要があるということでした。
あやまっていても、お笑い芸人の「響」じゃないですが、まったく悪いと思っているそぶりも見せずに、「すみませんでした」と言われても、謝罪の気持ちは伝わらないということです。
話を聞く時に、あくびをしたり、脚を組んだり、腕を組んだり、ペンを回したり、携帯をいじったり・・・そんな方はいませんか?

子どもの話を聞く時も、きちんと行動をとめて、子どものほうを見ないといけないそうです。
そっぽをむいて、話を聞いていても、子どもはその様子をしっかりみているので、
いくら親が言葉でいいことを言っても、それではだめだということでした。

セミナーの中ではっとさせられたのは、
「だから言ったでしょ」という言葉。子どもとの対話や仕事の時にも使ってしまいますよね。
だから言ったでしょ、という言葉には、事前にこうしなければいけないというルールを教えたのに、それを守れなかった相手を罰する気持ちが現れている。言われた相手にとって、自分が罰せられるほど悪いことをしたと思っていない場合には、だから言ったでしょ、という言葉は受け入れがたいものがあり、反感を感じてしまう、ということでした。

子どもがジュースをコップに入れようとして、こぼしてしまった時など、私も日常生活の中で、つい使ってしまったなぁと思います。
それを言われた時の子どもの顔、すごくかなしそうな顔をするんですよね。
その顔を見た瞬間、あぁ、そこまで怒ることでもないのに、と自分で反省をします。
こういう怒り方をしていると、子どもの自尊心を傷つけることになるんですよね。

こういうときには、
私はとても心配していたのに、その事が、あなたにとって、何の役にも立たなかったのが、ひどく残念に思うわ。
などと、自分の気持ちを伝えながら、相手に、はっと気づかせるということが必要です。

会社で、なかなか教えてもそのとおりにできない部下の方にも有効だそうですよ。

私生活や仕事で生かしていけたらと思います。
アサーティブは使い続けていると、だんだん上達していくそうです。
アサーティブを使うと、やわらかい言葉遣いになるそうで、
先生はやさしい話し方ですね、といわれるのを目標として日々精進していきたいなぁ。

それでは、また。


小学生のいじめ
こんにちは。

愛子様が、乱暴をさせて、不登校になられたとの報道を拝見しました。
学習院で、皇室の子女を預かる学校までも、この状況に、と愕然とします。

さまざまなネット上の書込では、宮内庁が過保護だとか、特別扱いというのがみられます。
真相が、はっきりわかりませんので、その点については、なんともいえませんが、
私が、今思うのは、現在の小学校でのいじめは、大人が思っている以上にひどいということです。

外来には、心身症のお子様が少なからず、受診されますが、その中に結構な割合で、
いじめによって、心に傷を負った子がいます。
そのほとんどは、本人の責任ではなく、相手方のストレスによるのであろうと思わざるを得ないケースばかりです。

外国では、いじめの対策は、かなりすすんでいると聞きます。
例えば、いじめは大人の目がないところで起こるというのは明らかなため、
休み時間には、専門のパートの人を雇い、廊下や体育館、校庭などに配置するといいます。
それだけで、いじめは極端に減るそうです。
年長者では、ネットなどのいじめも出てくるため、これだけの対応では足りないかもしれませんが、
善悪のはっきりわからない、低学年時期のいじめやそれに伴う心の傷を防ぐというためには、有用ではないかと思いますし、
現在、不況で失業者問題があり、雇用対策という面でも、有効では、と期待しますが。
学校の先生は、授業に専念してもらい、各学校に、生徒のメンタル面をフォローできる人を置くということも大切ではないでしょうか。

愛子様のいじめ問題で、国がこれを氷山の一角と捕らえ、政策をとってくれることを期待したいと思います。

それでは、また。


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アサーティブ
こんにちは。

昨日「アサーティブセミナー」に参加しました。
アサーティブ、勝間さんの著書の中でもよく紹介されていますよね。
ちょっと、興味があり、受講しました。

アサーティブを上手に使うと、けんかはなくなるし、自分もカッカしなくて済む。。。らしいです。
現在は、言い方で、殺人まで起こる世の中だから、アサーティブは非常に大切なのですって。
子育てにももちろん生かせるそうです。

アサーティブの基本は、「事実の確認、気持ちを伝える、要求する」だそうです。

例えば、”子どもが夜に帰ってくるのが遅くて、ご飯を作って待っていて、帰ってきたら、「ご飯食べてきた」といわれたとき、、、”
普通であれば、「何時だと思っているの、せっかくご飯作ったのに、もったいない」なんていいがちですが、
ここで、大切なのは、ご飯を一緒に食べたかった、せっかく作ったご飯を子どもに食べさせたかったと言う気持ちなのです。
そこで、”遅かったね、何かあった?心配していたよ。ご飯も一緒に食べたいと思って待っていたのに、残念。今度、遅くなって、ご飯いらないときには、電話をくれるといいな」と伝えるそうです。

実際に、受講者の方で、以前にアサーティブを勉強された方が、これを電話で高校生の男のお子様に使われたそうです。
そのときの電話では、
 母「一緒にご飯をたべたいのにな」 息子「うっせえ」だったそうですが、その後、早く帰ってきて、
その日以降は、早くおうちに帰ってきて、ご飯を食べるようになったそうです。
その上、クリスマスには、今までプレゼントをもらったことがなかったのに、プレゼントまでもらったと感動していました。

日本人は、「要求」というのは、すごく苦手ですよね。
でも、わがままで、要求を通すのではなく、自分の気持ちを伝えながら、自分はこうしたいという、「Iメッセージ」を伝えていくというのが大切ですね。

アサーティブはシミュレーションで練習が一番だということなので、まだまだ精進したいと思います。

それでは、また。
セルフイメージ
こんにちは。

先日、「子育て支援メンタルセミナー」を受講しました。

外来をしていても感じますが、現在の子は、自己肯定感が非常に低下しています。
時代のせい?、親の価値観の変化?、核家族?いつも考えていますが、わかりません。
自己肯定感について、お考えをお持ちの方は教えてください。

今回の、セミナーのテーマは「こどもによいセルフイメージを与えてあげよう」でした。
それって、自己肯定感にもつながるのではないかなと思ったのです。

人は、自分が思った以上の人にはなることはできません。
それは、小さい頃に読んだ「みにくいあひるの子」でも体現されています。
アヒルだと信じ込み、周囲と外見が異なることで、自己肯定感をもてなかったアヒルが、
ある日、自分は白鳥だと気づいたときに、本来あるべき自分の姿に戻れた、というお話でした。

ウィリアム・ジェームスという心理学者は、
「今世紀最大の心理学上の発見は、人間が心の持ち方を変える事によって、人生を変えうる、と発見したこと」
と話していました。

現在オリンピックの最中ですが、オリンピック選手も自分が勝利する姿をイメージするといいます。

セルフイメージですごく大切なものなんですね。

人間のセルフイメージは2-6歳で形成されるといわれます。
この期間のお子さんを育てていらっしゃる方は、ぜひ、よいイメージを形成するように注意をしてほしいと思います。
幼少期に、形成されたセルフイメージは、学童期になり、両親以外の人と接するようになり、
イメージが強化されます。
よいセルフイメージを持ち、両親以外からも、自分を認められることで、よいセルフイメージ、および自己肯定感が育つのだと思います。

また、幼少期にうまいセルフイメージを形成することができなかった場合も、私は、遅すぎるということはないと思っています。
お母さんにも、今が子育てを変えるベストポイントだったんだよ、とよくお話します。
そこから、自己肯定感を育ててあげること、よいセルフイメージに刷り込んであげることも大切です。

また、大人になってしまった場合には、自分でなりたい人をイメージし、そう必ずなれると信じることが大切だと思います。

人は、想像した人以上の人にはなれませんから。
目標とする人を一人身近に見つけるということも大切かもしれませんね。

それでは、また。
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