ママは小児科医
小学生の2人の男の子のママをしながら、働く小児科医です。 育児のこと仕事のことなどお話していけたらいいな。
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肺炎球菌ワクチン
こんにちは。

外来で、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)を初めて、患者様に投与しましたので、その感想を。
当院では、3月1日より接種可能となりました。予防接種に関しては、予約を取っていないので、
希望されて、来院されて、接種となります。
Hibワクチン(アクトヒブ)の時には、注射器が針と一体化していて、滑りやすくて、打ちにくかったのですが、
プレベナーは閉鎖型の注射器に針だけ取り付ける形で、針がロックされるので、
わりと使いやすい形だと思いました。
溶解の必要もないので、看護婦さんの手間もかからなくてよいかも。患者様も待たせなくていいし。

問題は、値段ですね・・・。初診で11000円、再診で8300円。
それが、乳児では、3~4回、2歳までは2回、2歳以上は1回。
兄弟がいたら、それだけお金がかかるし・・・。

Hibにしても、肺炎球菌にしても、髄膜炎や肺炎の原因になるもので、
予防ができるのであれば、それに越したことはないのは、みんなもわかっているはず。

よいものではあるけれど、金銭的な問題があるために、積極的に患者様に勧められない。
小児科医であれば、みんなこのジレンマの中にあると思います。
とくに、Hibワクチン発売後に、Hibの髄膜炎で入院した子を診たときには、そのことを思わずにはいられませんでした。幸い、昨年経験した一症例は、後遺症なく退院しましたが。

医療が金銭的な理由で受けられる、受けられないということが、とくに小児の分野では、あってはならないことだと思います。
ワクチンの公的補助、とても厳しい情勢なのはわかっているけれど、
何とかならないかと、思わずにはいられません。

それでは、また。

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