ママは小児科医
小学生の2人の男の子のママをしながら、働く小児科医です。 育児のこと仕事のことなどお話していけたらいいな。
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肺炎球菌ワクチン
こんにちは。

 今日は、今年2月に発売になった小児用肺炎球菌ワクチンについて、お話したいと思います。肺炎球菌は、多くのこどもの鼻やのどに常在しているばい菌で、のどに住んでいるだけでは悪さはしませんが、免疫力の弱い乳児や体力や免疫が落ちた時などに、菌が深いところに入り込んで、いろいろな感染症を起こします。


肺炎球菌年齢

今回発売になったプレベナー(PCV7)は、91種類ある肺炎球菌の血清型のうちの7種類を予防することができます。この7種類で、肺炎球菌感染症の70%を防げるといわれています。

PCV7髄膜炎血清型


 プレベナーの接種スケジュールは以下のようです。
プレベナーの接種スケジュール

月齢、年齢が大きくなるにつれて、接種回数が少なくて済むようになっていますが、肺炎球菌の髄膜炎の半数は1歳未満の乳児で起こります。また、妊娠中にお母さんからもらった抗体は、生後2~3ヶ月で、なくなるといわれています。おなかの中からの免疫は6ヶ月くらいまではあると考えている方が多いと思います。それは、多くのウイルスの場合です。

 保育園へ入園後ののどの常在菌について調べた報告がありますが、それによると、入園1~2ヶ月で88.9%の人で、インフルエンザ菌、肺炎球菌ともに陽性になったという報告があります。
保育園の入園後

ですから、とくに乳児期(1歳前に)集団生活を予定している方には、ぜひ、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザ菌ワクチンを接種してからの入園をお勧めしたいです。
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